コンビニ強盗未遂事件②

エピソード001 事件

ラインの通知

警察による物々しい捜査から明けた翌日、その知らせはラインの通知からでした。

「昨日の事件て、Rさん(私)の施設の入居者さんではないですよね?」そう教えて下さったのは、いつもお世話になっているケアマネジャーさん。

私がインターネットで検索した昨日の時点ではまだ上がってなかったのですが、その後ニュースになったようで、後日区役所のケースワーカーからも聞きましたが新聞にも載っていたようです。

事件の概要

コンビニエンスストアで女性店員に刃物を突き付けて脅し現金を要求したが、その場で現金が出せないことを知り何も取らずにその場を立ち去った強盗未遂。

Tさんを最後に見たのは前日の午前10時頃、事務所に来て少し話しをしました。その後の犯行だったんですね。

ニュースを検索すると、「60代の男、刃物を持ってコンビニ強盗未遂の容疑で逮捕・・・」いくつかのニュースサイトを見ていくと、容疑者を実名で報道されているものがありました。

その名はまさに間違いなく私の施設の入居者、Tさんでした。

Tさんの生活状況

ネット上には様々な意見も書かれていました。

■こういう事件を起こすのは金の無い老人

■年金が少ないのが原因

■生活保護を受けるべき

などなど

Tさんの年金支給額は僅かなので、生活保護を併用して私の施設で生活をしていました。

お金の無い老人で年金が少ないのが原因?生活保護を受けるべき?

生活保護を受給していても事件は起きています。

どういった理由があって犯行に及んだのかは分かりませんが、Tさんの生活状況を見て思うのはお金の使い方が決して上手ではなかったです。

生活保護受給日には、お酒もですが、競艇、競輪とギャンブルが始まり使えるお金はあっという間に無くなってしまいます。そうなると知人に借りるほか無くなってくるでしょう(実際借りていたかは分かりません)。

このような生活状況の線上に今回の事件が繋がっていると感じました。

  

 

つづき→コンビニ強盗未遂事件③

 

 

※当ホームページに記載されている内容は実際に管理人が体験した経験談ではありますが、地域により同じ手法が通用しないことがあります。実際に私が施設長をしている無料低額宿泊所がある都市でも、区が違えば対応も違うことが多々あります。知的好奇心を満たす読み物としてご理解頂きますようお願い申し上げます。

生活保護な人たち 管理人

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